弥恵の「からだのかみさま」

東京→京都に移住したライター・弥恵(やえ)の日記です

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

静かな欲求の階段を

ゴミ収集車が流すメロディにハッと起きて、リビングの時計を見たら9時が崩れてる。頭の中ではゴミを出さなきゃと考えてる。体はもう一度布団に潜る。ああ、9時が崩れてるときはだいたい8時代だ。まだ大丈夫だ。 時計の針を見て一瞬で時間がわからない。未だ…

山菜とりで、たぎる本能

今朝は母が大量に採って送ってくれたこごめをいただく。毎年この季節は新潟に帰っていたけど、今年は無理かな。東京でも京都でも、スーパーで山菜を販売していて今だにカルチャーショックを感じる。ふきのとう500円て。 身内びいきみたいだけど、日本で最も…

藍色に目がない私たち

京都に引っ越してから俄然、自転車に乗る機会が増えた。この1ヶ月強で電車に乗ったのは城陽市となんばに行った2回きりで、母が遊びに来た時に数回バスに乗っただけ。なんせ坂がないのでどこへ行くにもチャリザベスで事足りる。 そしてここ数日、グッと気温…

御蔭神社とカオソーイ

今日は比叡山の麓にある御蔭神社へ行ってきた。日差しも風も強く、チャリザベスで出発してすぐにサングラスをかけなかったことを後悔した。 夫は夫で、どうもチャリ吉のタイヤの調子が悪いという。一乗寺のあたりの自転 車屋さんで見てもらったらご臨終寸前…

顔が変態するとき

このところは夫の方が起きるのが早い。今朝は小松菜とお豆腐、あらめの味噌汁がすでに作られていて、寝ぼけながらそれらをいただいた。天気予報では、午後から雨。新月。ああ、だからこんなに眠いのかしら。勢いよく着替えて、洗濯物をさっさと干して、床を…

熊野に恋して春歌う(2)

そういえばこのブログ、当初は新月と満月の日を必ず更新すると定め、あとは気ままにやっていこうと思っていたのですけど、なんやかんや書くのが楽しくて、割と頻繁に更新しているのでした。 気がつけば今日は新月。で、昨日の熊野についての続きです。昨年の…

熊野に恋して春歌う(1)

今日は熊野本宮の例大祭だった。夫婦で行く予定だったけど、予報が雨なのでやめて、ふと思いついて友人に電話。「今度熊野行きませんか、彼らも誘って」。電話越しに弾む声。なんとなくそういう絵があった。次の熊野は、我が家と仲間たちで、わいわい楽しん…

わたしが森になる前に【絵】

さて日記をまとめようと机に向かうんだけど、ここ一週間、天地がひっくり返るような景色が特急のように過ぎ去って、気持ちを言葉にまとめようとしても形にならない、だけどそのまま体内にタプタプ抱えてるままだと喉が苦くなる。 朝、ベッドで宮沢賢治の春と…

平成の終わりと、高畑監督

朝、メールチェックをしていたら、隣で同じくPCに向かっていた夫が突然、「うわあ!」と叫んだかと思うと、そのまま突っ伏して声をあげて泣き出した。一瞬何が起きたかわからず、夫のPC画面に目を向けるとLINEニュースが開かれている。ニュース。すぐにピン…

母「京都でスシロー食べたい」

実家から母がやってくる。スキー場で働く母は春先になると中期休みをもらえるので、国内を津々浦々旅するのが楽しみらしい。なにやら各地に友達を作っては遊びに行ったりしているらしく、私が東京に住んでいたころはよく我が家を拠点にして、「夜には帰るか…

誕生日と花の淡路島デビュウ!

4月2日は私の誕生日なんだけど、夫はその日打ち合わせで外出とのことで、1日ずらせて4月1日にお祝いしてもらうことになった。 「なんとなく宇治に行こうかなと思ってるよ。平等院見たいって言ってたよね。それともせっかく車を借りるんだし、もうちょっと遠…