弥恵の「からだのかみさま」

東京→京都に移住したライター・弥恵(やえ)の日記です

防災対策してますか

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東京に寄って、知人とおしゃべりしてたんだけど、ちょっと気になることがあった。ふと「そういえば防災対策ってなんかしてる?」と聞くと、なぜだか笑話で済ませてしまうこと。「すぐそこに百貨店があるから駆け込むよー食事にもありつけるし」って笑うんだけど、目が笑ってないっていうか、こう本能的な恐怖が背筋を上がってくるために冗談めかして見ないふりしてるなーって目をしてたんだよね。これ、よくあるんだよね。

 

別に私が頼むことでもないんだけど、なんだろう、この地球上で安全な場所なんてなくて。地球で生きてるって、実はハイパーデンジャラスなはずで。別に山奥で地球に優しい生活をしてたからって守られるわけでもなく、都市部だからって安全なわけもない。ただ都市部で暮らす人ほど、その感覚を忘れてしまいがちだと思った。でもちょっと想像したら、何かあったときに逃げ場のない東京って、かなり危ないと思うんだよね。これいうとなんか本当に場を白けさせるので、もうブログでと思って。

 

例えば私は高校生の時に中越地震を経験したんだけど、中越ってもう何年も揺れたことがないから、まさか誰もくるなんて思ってなかった。京都に引っ越したときも、京都っこはなぜかみんな「京都は安全〜震度3以上経験したことないわあ」くらいのことさらっと言ってんだけど、すぐに大阪が揺れて、震度5は揺れてたんだよね。台風もきて、倒木もすごかったし。

 

災害が来る!とかそういう急かしたこと言いたいんではなくて(これも、対策したほうがいいよとかいうと、「そうやって来るくるって思ってるから来るのよ」、みたいな言霊信仰を変に捻じ曲げた感じで反論されるんだけど、信仰ってそもそも逃避先ではないよね)、現実を見れば、どう考えても異常気象じゃん、活動期じゃん、だから何があってもおかしくないじゃん。もっといえば、人間の生活が便利になる前の時代まで、生活ごとぶっ壊されながらもまた立て直す、って暮らしを、人間は何年もやってきてるはずで。便利になろうがロケットが飛ぼうが、ベースにある地球は今も昔も胎動し続けてるわけで。

 

 

だから、できる対策をする。その上で、日常をしっかり生きる。心配しすぎず、変に情報を拾いにいくこともなく、ただ日常を生きる。言いたいのは、ただの日常の中に、「防災」が入ってますか? もっといえば地球で生きてて、その地球は人間にはコントロールできない根源的な畏怖の念を、日々忘れてませんか? ってことで。

 

それがあるとね、やっぱりこれだけ災害が増えてきたり、暖冬やら異常気象が増えてきたりしたら、具体的な対策をとるものだと思うんだよね。畏怖の念を持つって、人間の野生の最低限の自負なんじゃないかな。それが生活の中にあるかないかは、とても大事なんじゃないかな。

 

ちなみに我が家の冬の防災対策については、アウトドアグッズを応用させてる感じです。アウトドアグッズってそのまま防災グッズになって便利だし、冬キャンプとかしてると、なんだか防災訓練してる気分になります 笑

 

基本は暖房対策で、

 

・電気がつかない時のための、石油ストーブAnd予備の石油タンク

→石油ストーブの上でお湯を沸かしたり食事もできる

・同じく電気がつかない時のため、カセットガス ストーブ(イワタニ)とガス缶の備蓄

・カセットガス コンロと、やはりガス缶備蓄

・ダウンとダウンパンツ

・直火OKの湯たんぽ

→朝まであったかい

 

これらに加えて、オールシーズンでは水の備蓄と汲み出し用ボトル、近所の井戸水や水源の確認(例えば銭湯って地下水あげてたりするので、場所によっては飲料汲み出しOKの蛇口をつけてたりする。最悪買わなくても、定期的に水をくめる)、食事の備蓄、あとは災害用リュックやヘルメットを玄関のあたりに置いておくとか。照明も大事。あとはラジオを買わねば、という感じです。どこかでまとめてこれも、書いておこうかな。。まああくまで我が家の場合です。

 

ちょっと感じ入るものが多かったので、新幹線にて足早に書いてしまった。今大宮通過したけど、夕日が綺麗だね〜*